2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
MITASASA増刊号(歌集を読む!編)の原稿を募集いたします! 今回の増刊号では、この4月に発行された大橋弘さんの第三歌集『既視感製造機械』(六花書林、2020年)の一首評企画を行います。 コロナの影響で、最近読んだ歌集の話を誰かとするというのもなかな…
MITASASA第14号の相互評を公開いたします。今回はメンバーの三田三郎・笹川諒に加え、暮田真名さんをゲストにお迎えしての川柳号でした! 自分から自分にうつる風邪もある /三田三郎「アナザーストーリー」 「風邪」について述べている句でありながら、より…
俺はどこに行こうとするの開け閉めを重ねた金庫のように無口で(大橋弘) 大橋弘さんの第三歌集、『既視感製造機械』(六花書林、2020年)より。「開け閉めを重ねた金庫のように無口」とは、いったいどういうことだろうか。金庫はとても大事なものを入れるた…
「短歌人」の内山晶太さんの第一歌集、『窓、その他』。六花書林、2012年。 思い出よ、という感情のふくらみを大切に夜の坂道のぼる 観覧車、風に解体されてゆく好きとか嫌いとか春の草 みずからを遠ざかりたし 夜のふちを常磐線の窓の清冽 忘れたい 夕の鏡…
ネットプリント『MITASASA』の第14号、配信開始しました!(~2020年4月14日) 今回は川柳号、ゲストは暮田真名さんです。 ☆川柳 三田三郎「アナザーストーリー」10句 笹川諒「釘」10句 暮田真名「この世のベッドルームミュージック」10句 第14号ゲスト 暮田…