Ryo Sasagawa's Blog

笹川諒/「短歌人」所属/短歌のことを書いていこうと思ってます。

イェイツの詩集より

イェイツの詩集をぱらぱらと読んでいて、印象的な一連があったので備忘録として(日本語訳は自信ないですが笑)。それにしても、台風があまりに激しいので窓が割れないか心配。。

 

W.B.Yeatsの"Among School Children"より第8連(最終連)。

 

Labour is blossoming or dancing where

The body is not bruised to pleasure soul,

Nor beauty born out of its own despair,

Nor blear-eyed wisdom out of midnight oil.

O chestnut-tree, great-rooted blossomer,

Are you the leaf, the blossom or the bole?

O body swayed to music, O brightening glance,

How can we know the dancer from the dance?

 

(拙訳)

われわれの営みが咲き誇り、自由に踊っているような場所では

決して魂を慰めるために身体が傷ついたり

ひとりひとりの絶望から美が生まれたり

夜遅くまで灯油をともしてかすんだ目に、英知が映ることはないのだ

橡の木よ、深く根を張り花を咲かせるおまえは

葉なのか、花なのか、それとも幹なのか

音楽に身体は揺れ、眼差しは光を帯びるというのに

どうして踊り手と踊りを分かつことなどできるというのだろうか

 

※英文は高松雄一編『対訳イェイツ詩集』(岩波書店、2009年)より。