MITASASA増刊号(歌集を読む!編6)の原稿を募集いたします!
これまで五回にわたり、歌集を読む!編のネプリを発行してきましたが、六回目となる今回は、笹川諒第一歌集『水の聖歌隊』(書肆侃侃房、2021年)の一首評企画を行います。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、最近読んだ歌集の話を誰かとするというのもなかなか難しい状況の中、歌集の感想を大勢で共有できる機会があれば……というのが前回までと同様、この企画の趣旨です。どなたでもお気軽にご投稿ください。
笹川諒『水の聖歌隊』は、全国大型書店・Amazon・出版社への注文等で購入可能です。
【MITASASA増刊号 歌集を読む!編6】
配信方法:
ネットプリント、Twitter等でのPDF公開 (2021年3月中旬頃予定)
募集内容:
笹川諒『水の聖歌隊』から、好きな一首を選び、その歌についての200字程度の一首評(字数は、多少増減しても大丈夫です)。
※すみませんが、謝礼等はございません。ご了承ください。
締切:
①参加締切 2021/3/7
参加お申込みの際に、一首評をどの歌で書くかをお知らせください。希望の歌が重複した場合は、先着順にさせていただきます。
また、参加希望者があまりに多い場合は、募集を途中で締め切る場合もあります。
※参加したいけれど、どの歌で評を書くかをじっくり考えたいという方は、ひとまず参加のお申し込みをしていただき、歌の希望を3/7までに送っていただくという形でも大丈夫です。
②原稿締切 2021/3/14
参加申込み・原稿の送付:
Twitterの場合→MITASASAのアカウント(@ms_yogisha)宛にDM
メールの場合→ryo.ryo.ryo514☆gmail.com (☆を@に)
たくさんのご投稿、お待ちしております!
(以下、笹川諒『水の聖歌隊』より五首抜粋)
椅子に深く、この世に浅く腰かける 何かこぼれる感じがあって
手は遠さ 水にも蕊があるというあなたをひどく静かに呼んだ
しんとしたドアをこころに、その中に見知らぬ旗と少年を置く
硝子が森に還れないことさびしくてあなたの敬語の語尾がゆらぐよ
でも日々は相場を知らない露天商みたいな横顔をふと見せる
これまでのネプリのバックナンバーは、以下のリンクから閲覧できます。
第一回:大橋弘『既視感製造機械』
MITASASA増刊号(歌集を読む!編).pdf - Google ドライブ
第二回:三田三郎『もうちょっと生きる』
MITASASA増刊号(歌集を読む!編2).pdf - Google ドライブ
第三回:御殿山みなみ『モモモノローグ』
MITASASA増刊号(歌集を読む!編3).pdf - Google ドライブ
第四回:法橋ひらく『それはとても速くて永い』
MITASASA増刊号(歌集を読む!編4).pdf - Google ドライブ
第五回:秋月祐一『この巻尺ぜんぶ伸ばしてみようと深夜の路上に連れてかれてく』
MITASASA増刊号(歌集を読む!編5).pdf - Google ドライブ