MITASASA増刊号(歌集を読む!編4)の原稿を募集いたします!
第一回:大橋弘『既視感製造機械』
MITASASA増刊号(歌集を読む!編) - Ryo Sasagawa's Blog
第二回:三田三郎『もうちょっと生きる』
MITASASA増刊号(歌集を読む!編2) - Ryo Sasagawa's Blog
第三回:御殿山みなみ『モモモノローグ』
MITASASA増刊号(歌集を読む!編3) - Ryo Sasagawa's Blog
と、歌集を読む!編のネプリを発行してきましたが、四回目となる今回は、新鋭短歌シリーズの一冊、法橋ひらくさんの歌集『それはとても速くて永い』(書肆侃侃房、2015年)の一首評企画を行います。
コロナの影響で、最近読んだ歌集の話を誰かとするというのもなかなか難しい状況の中、歌集の感想を大勢で共有できる機会があれば……というのが前回までと同様、この企画の趣旨です。どなたでもお気軽にご投稿ください。
法橋ひらく『それはとても速くて永い』は、全国大型書店・Amazon等で購入可能です。
【MITASASA増刊号 歌集を読む!編4】
配信方法:
ネットプリント、Twitter等でのPDF公開 (2020年8月中旬頃予定)
募集内容:
法橋ひらく『それはとても速くて永い』から、好きな一首を選び、その歌についての200字程度の一首評(字数は、多少増減しても大丈夫です)。
※すみませんが、謝礼等はございません。ご了承ください。
締切:
①参加締切 2020/8/2
参加お申込みの際に、一首評をどの歌で書くかをお知らせください。希望の歌が重複した場合は、先着順にさせていただきます。
また、参加希望者があまりに多い場合は、募集を途中で締め切る場合もあります。
※参加したいけれど、どの歌で評を書くかをじっくり考えたいという方は、ひとまず参加のお申し込みをしていただき、歌の希望を8/2までに送っていただくという形でも大丈夫です。
②原稿締切 2020/8/9
参加申込み・原稿の送付:
Twitterの場合→MITASASAのアカウント(@ms_yogisha)宛にDM
メールの場合→ryo.ryo.ryo514☆gmail.com (☆を@に)
たくさんのご投稿、お待ちしております!
(以下、法橋ひらく『それはとても速くて永い』より五首抜粋)
冬がくる 空はフィルムのつめたさで誰の敵にもなれずに僕は
生きるのはたぶんいいこと願いごと地層のように重ねてゆけば
案の定バスは遅れてきたけれどちょうど良かった 乗りたくなった
思うこと絶えない夜にまちがって押してしまったコーンポタージュ
黄金の羊を抱いて会いにゆくそれからのことは考えてない