小黒世茂『九夏』評 笹川諒 「玲瓏」所属の著者の第六歌集。 しづみゐし空母信濃に白骨をゆらすかそかな水流あらむ 雲つぎつぎ雲をうみだす南端のちひさな石碑にしらゆり挿せり 歌集のタイトルでもある「九夏」という一連より。第二次世界大戦中に撃沈され、…
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